日本の結婚式で気をつけるマナー

日本の結婚式で気をつけるマナー

日本で生活するうえでは、会社の同僚、友だちの結婚式に参加する機会があるかもしれません。そのときに気を付けておきたいマナーについてお話します。

私はベトナムの友人の結婚式に3回ほど、ハノイで出席しましたが、日本の結婚式との違いを多く感じました。お祝いごとなので、相手が気持ちよく、式を開くことができるように、次のことを知ってください。

服装(礼服)

  • 男性・・・黒スーツに黒シューズ、白いYシャツ、白またはシルバーのネクタイを着用
  • 女性・・・ワンピース、ドレスなど・・

大切なことは、「新郎・新婦よりも目立ってはいけない」ということです。

  • 白いドレスを着ることは、NG。
  • 黒いドレスも葬式を連想させるのでNG。
  • 肌の露出が多いものもNGです。肌を隠せるショールなどを羽織ります。
  • 動物の毛皮、ヘビ、ワニ革はNG。

時間

集合時間の15分前~30分前は会場に着きます。

  • 遅刻はNG
  • 早く着きすぎるのもNG(会場の準備等あるので、会場の人の仕事の邪魔をしてしまうため)

もし遅れてしまうときは、いっしょに参加する友だちや、会場に連絡できるように連絡先を調べておきましょう。新郎新婦は準備で忙しいので、電話やメール、SNSで本人たちに連絡することは控えてください。

お祝いのお金

祝儀しゅうぎは、ご祝儀袋にお金を入れて受付で渡します。袋を忘れたから、そのままお金を渡す、ということは絶対にNGです。

ご祝儀袋はコンビニや100円ショップに売っています。この袋の豪華さについて、気にする日本人がいますが、袋につつむ「気持ち」が大切です。

このご祝儀ですが、相場は以下の通りです。

  • 友人や会社関係者の場合・・・3万円
  • 家族の場合・・・3~10万円程度

日本で縁起がよくないとされる「4(万円)」や「9(万円)」の付く金額は良くないので、渡さないように、気をつけましょう。

参考別記事:日本の言い伝え・風習について

また、偶数ぐうすうの金額を渡すことは、「二人が分かれてしまう」ことを意味するため、こちらも気をつけましょう。

もし結婚式に招待され、金額について、悩んだときは、会社の先輩や上司、日本人の友だちに相談して、意見を聞くと良いでしょう。

受付

受付では、一般的に、新郎新婦の友だちが、あなたを迎え入れます。

  • 「本日は誠におめでとうございます」と受付の人に伝えます。
  • 「(新郎・新婦の名前)〇〇さんの友人のAと申します。」と挨拶します。
  • 受付の人が、自分の名前を出席者リストから見つけたらご祝儀を渡します。
  • 渡すときには「ささやかですがお祝いの気持ちです」と伝えます。
  • 出席する人は、みなさん自分の名前を書きます。(カタカナで書くことができるように練習しておきましょう。)
  • 受付の人の案内に従い、会場へ移動します。

※ご祝儀を渡すときには、「少ないお金ですけど・・」と、謙遜して言う必要はありませんので注意してください。これは、お祝いのことだからです。

日本とベトナムの「結婚式」の違い

ベトナムでは、多くの人が参加して盛り上がる結婚式が多いですよね。私もベトナムで結婚式に参加した時、たくさんの人がいて、とても驚きました。

日本では、多くの人が参加すれば良いというわけではありません。

日本人である私も経験していますが、誰が結婚式に参加するかどうかは、新郎新婦や、その家族が決めます。日本人は色々な人間関係があり、「この人とこの人を近くの席に座らせてはいけない」など気にすることがたくさんあるのです。

なので、勝手に友だちを誘ったり、自分の好きな席に座ったり、しないようにしてください。

まとめ

以上のことに気を付けて、大切なお友だち、会社でお世話になっている人を心からお祝いしてあげましょう。

くれぐれも、楽しみ過ぎて、お酒を飲み過ぎたり、大きな声を出したりしないようにしてください。(日本人にもそういう人がいるので、気をつけてください。)